骨盤の歪み
こんな症状当てはまりませんか?
☑️姿勢が悪い
 ☑️骨盤が歪んでいると言われたことがある
 ☑️足の付け根が痛い
 ☑️よく足を組む
 ☑️足がO脚だ
 ☑️骨盤ベルトをしていても効果がない
 ☑️産後、腰痛や肩こり・背中・膝の痛みに悩まされている
 ☑️子供を抱っこすると腰が痛い
骨盤の歪みとは

骨盤というと、腰のあたりにある大きな骨をイメージされることが多いですが、実際の骨盤は、腰椎の下にある仙骨を中心に左右に大きく広がる腸骨、それに恥骨や坐骨など複数の骨によって構成されています。
 この骨は、関節や靭帯、筋肉によって正しい位置を維持しているのですが、さまざまな要因により結合部がずれたり、ゆるんだり、傾いたりすることで正しい位置が維持できなくなった状態の総称が、骨盤のゆがみと言われています。
医学的に言うのであれば、「アライメント(各関節や骨の並び)が崩れる・ずれている」という表現をされることが多いです。
骨盤の歪みの原因
骨盤は前述した通り、
 ・筋肉
 ・靭帯
 ・軟骨
によって構成されていますが、
 下記の様なことが原因で骨盤に付着している筋肉が硬くなったり、長さが短くなることでアライメントが崩れ、様々な症状を引き起こしてしまいます。
①脚を組む癖がある
 この癖は多くの方にある癖ではないかと思います。
 片方の脚を反対の脚にのせるこの動作は、脚だけでなく、骨盤全体が持ち上がりねじれを発生させてしまうためアライメントを崩す原因となります。
 また、無意識のうちについ脚を組んでしまっている方はすでに骨盤が歪んでしまっています。
 骨盤の歪みによって座っているときのバランスが悪くなり(歪みの大きいほうに傾く)それを補うために反対側に脚を組んでバランスをと利、不安定感を解消する動作をしています。
②カバンを片側の肩だけにかける癖がある
 いつも同じ側でカバンを持つことで骨盤を傾けて重心を中心へ保とうとするため、左右バランスが崩れやすくなります。
 この状態が続くと脊柱を介して骨盤と肩甲骨は筋肉で連結しているため、骨盤を引っ張っり骨盤を構成する骨がずれてしまいます。
③うつ伏せで寝ることが多い
 人はもともと仰向けで寝る姿勢が一番適していると言われています。
 仰向けで寝ると睡眠時でもしっかりと呼吸が可能となり、寝返りも打ちやすいことが理由ですが、それだけでなく身体の歪みにも大きく関係しています。
 うつ伏せや横向きで寝ると首や腰を左右どちらかに曲げることが多く、その結果長時間首や腰に負担がかかりずれの原因となってしまいます。
 腰はイメージしやすいですが、首も上記同様脊椎を介して筋肉・筋膜で背中、腰、骨盤とがつながるため首への負担が骨盤に影響が出てくきます。
④体重を片足にかけやすい
 バスや電車を待っているときなど、無意識に片足に体重をかけて立っていることはありませんか?
 何気なく立っているかもしれませんが、その無意識の積み重ねが全身のバランスを崩し、姿勢も悪くしてしまいます。
 そして脚長差や背骨の傾きが出てくるとともに骨盤もそれに合わせずれてまいます。
骨盤の歪みタイプとそれぞれの症状は?

この骨盤のずれにはタイプがあり、それぞれの症状も異なるため自分がどのタイプに当てはまるかチェックっしていきましょう。
①骨盤前傾タイプ
 名前の通り骨盤が前に倒れている状態のことを言います。
 このタイプは胸とお尻が突き出た姿勢になり一見姿勢が良いように見えますが、腰が必要以上に反ってしまい腰にかかる負担が通常よりも強くなります。
 そのため腰痛になりやすいと言われています。
 また狭窄症などによる神経圧迫や太ももが張りやすいのも特徴です。
 ハイヒールをよく履く人、加齢や産後など腹筋が弱っている状態のときに前傾になりやすいと言われています。
②骨盤後傾タイプ
 前傾とは逆に、骨盤が後ろに傾いている状態のことを言います。
 このタイプは上半身が後ろに下がる状態になるため、背中が丸くなり頭が前に出た姿勢になりバランスをとります。
 猫背や垂れ尻、垂れ乳、ポッコリお腹の原因になりやすいと言われています。
 また膝への負担がかかり膝痛や肩こりになりやすいのが特徴です。
 筋肉の弱い人やある程度年齢を重ねた人が後傾になりやすいと言われています。
③骨盤開きタイプ
 骨盤が開いているこのタイプは産後の方に多くみられます。
 骨盤が開いて歪んでいる場合、下半身太りやO脚になりやすいと言われています。
 産後の方に多く見られる原因としては、出産時赤ちゃんが通りやすくするためにホルモンの影響で骨盤が開き、産後も元に戻りきらず、産前よりも開いた状態になってしまうためです。
 また脚をよく組む人やあぐらをよくかく人も骨盤が開きやすくなる原因と言われています。
 筋力の低下により骨盤を支えられず開いてしまう場合もあります。
④骨盤傾きタイプ
 このタイプは骨盤を正面から見たときに、左右の骨盤の高さが違う状態のことを言います。
 例に挙げると、左側の腰や腹の筋肉の緊張が強いと、右側の骨盤が下がった状態になります。
 お尻の筋肉にも左右差があると、骨盤のバランスが崩れ歪みやすくなってしまいます。
 骨盤の歪みがない人に比べ腰痛になりやすいです。
 また普段はあまり痛くなくても疲れがたまると痛みが出やすくなるのもこのタイプの特徴です。
⑤骨盤ねじれタイプ
 うつ伏せで寝たときなどにお尻や腰の盛り上がりが左右で違う人はこのタイプです。
 腰を右には捻りやすいけど左には捻りにくい、またはその反対など骨盤の動きに左右差が見られるなど運動障害があるのが特徴です。
 このタイプの人は腰痛や肩こりになりやすいです。
これら上記の5つのタイプは一つづつ出るのではなく、複数のタイプが混ざり合って出る場合が多く見られます。
 また、これらの改善方法もそれぞれ異なるため、その方に合わせたオンリーワンの対策が必要となります。
整体院、マッサージ店との違い
①目的の違い
 ・整体院・マッサージ店ではリラクゼーション(癒し)を目的としていますが、当店ではプロ(国家資格保持者)がマンツーマンで全身の筋肉を伸ばし、お悩みの症状を根本解決へ導きます。
②アプローチできる範囲の違い
 ・マッサージ等により表面的な筋肉の硬さは改善させることができますが、効果にムラがあり持続もしにくいですが、当店のストレッチでは、その方に合わせた最適な方法で筋肉を伸ばしていきます。
 こうすることにより、マッサージでは届かない体の深部の筋肉までしっかりほぐすことができるため、揉むよりも効果的にコリ、硬さが改善されていきます。
また、ストレッチ後にトレーニングを行い「痛みの出ない体、キレイな体、怪我のない体」に変えていきます。
 ※来店前に必ずお読みください。
 ・癒し、リラクゼーションを求めるならマッサージ
 ・体を強くする、コリにくい体をつくるならストレッチ(予防効果もある)
どちらが良い悪いではないですが、目的に合ったお店選びが大切です。
 当店では凝りにくい体に変えることを目的としている他、お客様にあわせたストレッチプランをご用意しています。(シェイプアップ、美容、姿勢改善、健康維持、運動能力向上、柔軟性アップ、など)
 ストレッチで筋肉を伸ばし、トレーニングで骨格を正しい位置に戻すことで、治りやすい健康な体・強くて美しい体に変えることを目的としています。