四十肩・五十肩
このような症状でお悩みではありませんか？
✅夜中痛くて、目が覚める
✅動かすと鋭い痛みがあり思うように動かせない
✅シャツを着る時、ブラジャーをつける時、腕が上がらなくて大変
✅病院、接骨院、マッサージへ通院したが治る気配がない
✅病院では骨に異常はないと言われた
✅手を上げると肘が曲がる、体が傾く
四十肩・五十肩とは？
正式名称は「肩関節周囲炎」
40代・50代で多かったことから一般的に呼ばれることが多くなった俗称です。
肩関節自体の中でも最も可動域の大きい関節となっており、筋肉や靱帯や関節を滑らかに動かすためにある滑液包や関節包の軟部組織も複雑に働いています。しかし、これらの組織が何らかの影響で炎症し、痛みや腕が上がらあいなどの症状を引き起こします。
また、原因がよく分かっていないのが現状です。
この状況が続くと、肩の内側にある筋肉である回旋筋腱板(ローテーターカフ)が断裂し、さらに症状がひどくなると手術による治療が適応になる方もいます。
痛み、動きの制限にサイクルがある
①発症期：激痛で肩が動かせない
②痙縮疼痛期：痛みがましになってくるが、肩はまだ動かせない
③拘縮期：痛みは治まってきたが、肩が固まったように動かない
④回復期：痛みもなく少しずつ動かせるようになってく
そのため、どの段階にいるかによって自分がどの時期にいるかを把握しながら治療をすると良いでしょう。
発症経過
①発症期：
普段と違って違和感がある、動きがなんだか悪いなと感じる時期です。
ほっとけばそのうち良くなるだろうと考えがちですが、この段階で原因を追求し対処することで、その後の治療期間はグッと短くなるので、早期治療の観点から言えば重要な時期です。
この時期は重いものや負担のかかる動きをさけ、肩〜腕周りの筋肉のバランスを整えていくことが必要となります。
②痙縮疼痛期：
肩〜腕の痛みが激しい時期のことを指します。
この時期は最も炎症がひどい時期でもあり、動かさなくても痛むことが多い時期です。また、夜寝ている時に痛みが激しくなる「夜間痛」が特徴です。
寝返りだけでも痛むので、痛くて目が覚めてしまいうケースもあります。
このような激しい痛みはほとんどの場合、数日で治ります。しかし、適切な処置をしないと痛みが続いてしまう恐れがあります。
急性期で重要なのは、安静にすることです。痛みが起こるような動きをしないように気をつけてください。この時期に無理をして肩を動かすと症状は悪化するばかりです。
できれば物を持つことも控えましょう。
それから、急性期の痛みは炎症が原因の場合が多いので、15分～20分程度ビニール袋に入れた氷で冷やすと効果的で急性期のするどい痛みは、やがてにぶい痛みに変わり1週間～2か月ほどで拘縮期にはいっていきます。
③拘縮期：
慢性期になると、痛みはだいぶ治まってきます。安静にしていれば、痛みをほとんど感じなくなるでしょう。しかし、油断は禁物です。無理に動かしたり急に動いたりすると激しい痛みをぶり返す可能性があるので注意してください。
急性期に起きた炎症の影響により、筋肉は硬くなります。
そのため、関節を動かせる範囲が狭まり、腕を動かしにくくなる時期が慢性期です。四十肩や五十肩で腕が上がらないと感じるときは、慢性期である場合が多いでしょう。とくに、腕を上げる動きや後ろに回す動作ができなくなります。
これは、「肩関節拘縮（こうしゅく）」と呼ばれる運動障害です。
この時期は段階的にストレッチを行いつつ、筋肉の使い方を再学習できるよう低負荷の運動を併せて行っていきます。
④回復期：
この時期は運動時痛や制限が徐々に改善していく時期になります。五十肩のまま放置して症状に対してなにもケアをしないでいると、日常生活が不自由になるばかりでなく、周囲の組織と癒着し、筋肉そのものが短くなる短縮(たんしゅく)が起きてしまうこともあるので、症状が軽いうちからのケアが必要です。
この時期は拘縮期同様積極的な可動域拡大に向けたストレッチと、安静期間中に低下してしまった筋力を戻す練習を行っていきます。
四十肩・五十肩には整体やマッサージより ストレッチが良いワケとは？
何もしなくても痛みを感じる急性期は安静が大切ですが、拘縮期に入ったら少しずつ動かす習慣を付けていきます。
ピンポイントだった痛みが広がってきた（ぼやけてきた）ら、拘縮期に入った場合が多いです。
もちろん痛みを我慢して無理に動かすのは逆効果です。
そして多くの方は、痛みが治まってきた拘縮期に無理やり可動域を広げようとしてしまいます。
当店では各サイクルに合わせてストレッチを行ない、また自宅でも行える簡単なストレッチを指導していきます。
整体院、マッサージ店との違い
①目的の違い
整体院・マッサージ店ではリラクゼーション（癒し）を目的としていますが、当店ではプロ(国家資格保持者)がマンツーマンで全身の筋肉を伸ばし、お悩みの症状を根本解決へ導きます。
②アプローチできる範囲の違い
マッサージ等により表面的な筋肉の硬さは改善させることができますが、効果にムラがあり持続もしにくいですが、当店のストレッチでは、その方に合わせた最適な方法で筋肉を伸ばしていきます。
こうすることにより、マッサージでは届かない体の深部の筋肉までしっかりほぐすことができるため、揉むよりも効果的にコリ、硬さが改善されていきます。
また、ストレッチ後にトレーニングを行い「痛みの出ない体、キレイな体、怪我のない体」に変えていきます。
※来店前に必ずお読みください。
・癒し、リラクゼーションを求めるならマッサージ
・体を強くする、コリにくい体をつくるならストレッチ（予防効果もある）
どちらが良い悪いではないですが、目的に合ったお店選びが大切です。
当店では凝りにくい体に変えることを目的としている他、お客様にあわせたストレッチプランをご用意しています。（シェイプアップ、美容、姿勢改善、健康維持、運動能力向上、柔軟性アップ、など）
ストレッチで筋肉を伸ばし、トレーニングで骨格を正しい位置に戻すことで、治りやすい健康な体・強くて美しい体に変えることを目的としています。
